SEKALOG

世界と学びログ

ICTx教育のパイオニアー税所篤快【「最高の授業」を世界の果てまで届けよう】

東進ハイスクールの映像授業のモデルを開発途上国に適応させることで開発途上国における教育格差の問題に取り組む若者のノンフィクションストーリー。

開発途上国の学校では、教師不足や教育の質の低下、さらに経済的貧困によって学校へ行けないなど様々な教育的問題が現存するが、著者はこれらの問題に映像授業というICTを用いたアプローチを試みる。
優れた教師の授業を映像に収め、それを学校に行けない子供たちに見せて授業を展開することで、本来大学受験など難しかった若者たちが大学合格を勝ち取っていく。

最初はバングラディッシュで事業展開し、その後は5大陸に架け「五大陸ドラゴン桜」として事業を拡大している。


私自身、彼と同い年として、また私も途上国の教育格差の問題に関心があることもあって大変刺激を受けながら読ませてもらった。実際これからますますICT×教育によって開発途上国においてこれまで解決困難とされていた教育的課題への解決糸口が見えてくるはずである。

私も自分のアイデアで社会貢献していきたいと改めて思わされた。